話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選


 今年もkarimikarimiさんの「話数単位で選ぶ、TVアニメ10選」を選んで見ようと思っていたのですが、結局8選になってしまいました・・・(8選しかどうしても思い浮かばなかった)。

 理由は、簡単に一言だけ。



ブラック★ロックシューター』第4話「いつか夢見た世界が閉じる」


 脚本/岡田麿里、コンテ/小林寛、演出/小林寛・今石洋之作画監督/徳田賢朗


 小林寛さんの巧さに驚く。ヨミの心理の推移を映像で表現していくのが良かった。小林寛さんの今後の仕事は要チェックだ。




探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』第3話「ハッケイ島綺譚」


 脚本/江夏由結、コンテ/桜井弘明、演出/湖山禎崇作画監督/大庭小枝


 始まりから終わりまでハイテンション。桜井弘明節が炸裂した回。

 桜井弘明さんのお馴染の文字での表現や脱力感、それに加えてのミュージカルなど、見所満載の楽しい回でした。



さんかれあ』第3話「さんか…れあ」(A Zombie is Born)


 脚本/高木登、コンテ/畠山守、演出/久保太郎、作画監督/瀧原美樹・金順淵


 畠山守監督の特有のシンメトリカルな構図、シャフトスタイルなど、映像的な見応えもあるけど、物語的にめっちゃ盛り上がった回。彼と彼女(ゾンビ)の物語がここから始まった。



ゆるゆり♪♪』第3話「チョコと涙と女と女と磯辺揚げ」


 脚本/杉原研二、コンテ・演出/三原武憲作画監督/菊永千里


 「櫻子が可愛い」の一言に尽きる回。

 三原武憲さんの素晴らしさ。第7話「姉妹事情あれこれそれどれ」然り、櫻子をここまで可愛らしく描写できるのはこの方しかいない。



めだかボックス アブノーマル』第10話「みんなを幸せにするためには」


 脚本・コンテ・演出/佐伯昭志作画監督/長谷川哲也


 佐伯昭志監督のコンテ・演出回。

 一期はそんなに熱中しなかったが、二期の盛り上がりっぷりに毎週楽しんで視聴していた。

 思わず涙が出てしまった回。めだかと善吉のストーリーが感動的だった。こんなにテンションが上がる回はそうそうない。



さくら荘のペットな彼女』第4話「色を変える世界」


 脚本/岡田麿里、コンテ・演出/桜美かつし作画監督/熊谷勝弘・大木良一・直谷たかし


 主人公の空太が悩み、もがきながら、それでも前に前に走って行こうとする青春一直線の回。桜美かつしさんの繊細な仕事が光った回でした。神戸守さんのコンテ回である第3話「近すぎて遠い…」やいしづかあつこ監督参加の第8話「どでかい花火をあげてみろ」も素晴らしかった。



君と僕。』第12話「赤裸々」


 脚本/國澤真理子、コンテ・演出/鈴木洋平作画監督/林央剛・松下郁子・山下英美・青野厚司


 鈴木洋平さんに惚れる回。観ればわかる。監督作品が早く観たいです。



氷菓』第5話「歴史ある古典部の真実」


 脚本/賀東招二コンテ・演出/三好一郎、作画監督/堀口悠紀子


 丁寧な芝居、細密な描写の数々。前半の見せ場に三好一郎さんを持ってきたのは大正解だった。