少女革命ウテナ

中学生の時、美術の先生からビデオを渡されて見た「少女革命ウテナ」。借りっぱなしのまんまだったビデオを押し入れで発見。久しぶりに観た。

久しぶりに観て、錦織博についてちょっと考えた。

彼が担当した回は、今観ても画期的だ。

しかし、これによって大きな勘違いをしたのではないだろうか。

自分にはこういう演出が出来るんだと思い込み、難解な演出やﾚﾄﾘｯｸな演出をしてきたのだと思う。

でも彼には、そういう演出は向いてないと思う。ﾑｶﾑｶﾊﾟﾗﾀﾞｲｽやﾌﾞｰﾘﾝ、あと個人的にはだぁ！だぁ！だぁ！等のごくごく普通の演出の時が一番あってる。

忘却の旋律なんて、まさにｳﾃﾅの時の洒落た演出をしようとして背伸びしすぎた結果だと思う。

妖奇士も難解にしようとして失敗した例だと思う。

監督最新作のよつのはがどんな作品になっているのか気になる。