2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今期視聴中のアニメ作品

現在視聴している作品を面白い順に並べると、 『花咲くいろは』『セイクリッドセブン』『ゆるゆり』『うさぎドロップ』『BLOOD-C』『輪るピングドラム』 『ぬらりひょんの孫 千年魔京』『神様のメモ帳』『NO.6』『日常』『猫神やおよろず』 『バカとテストと…

『花咲くいろは』第17話「プール・オン・ザ・ヒル」のメモ〜西村純二〜

気になったことをメモ。 脚本/西村ジュンジ、コンテ/西村純二、演出/太田知章。 第16話「あの空、この空」に続く前後編の後編。 第16話と第17話は若旦那と女将のエピソードだ(崇子と若旦那のエピソードでもある)。 女将は皐月に喜翠荘を継いで欲しいと考え…

『花咲くいろは』のOP 計算された視線の誘導

第2期OPについて とにかく走る。ひたすらに緒花は走り続ける。まるで停止すると死んでしまうんじゃないかと思うくらい、せわしくなく彼女たちは動き回る。時には自転車で、時には電車で、ずっと動き続ける。『花咲くいろは』のテーマの一つが「走る」だとい…

『うさぎドロップ』第1話 さりげなく見事な二人の距離の縮まり方の描写

第1話「りんどうの女の子」について思ったことを。 脚本/岸本卓、コンテ・演出/亀井幹太、作監/山下祐。 大吉とりんが、心理的にも身体的にも徐々に接近していき最後に心を通わせる描き方が見事だった。 庭の意味、時計、光と影 祖父の自宅の玄関先で大吉と…

『BLOOD-C』第1話 水島努監督の理知的な画面構成

『BLOOD-C』第1話「あまつかせ」を見ていて思ったこと。 『おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜』第12話「9回」を見て確信したことなのだが、水島監督はまったく無駄がないというか、一つ一つのショットに的確な意味を与えていて、理知的な画面構成とカット…

『ゆるゆり』第1話「中学デビュー!」のメモ〜太田雅彦的な第1話目〜

『ゆるゆり』第1話「中学デビュー!」を見ていて思ったことをメモ。 Aパート。「娯楽部って何をするの?」というあかりの問いに対して、「好きにだらだらするだけだよ〜」と京子が答え、「え〜」とあかりが返す1カット。激しく動くカメラワークを見てなんだか…

『日常』OPのメモ

新OPついてのメモ。 見たときなんだか違和感があった。 登場人物たちがなんかやけに角ばっている感じがしたのだ(全部ではないけど)。カクカクした感じ(特に手が)。前のOPでは丸っこいイメージだったのに、今度はやけに角ばっている。 これとか(手が角ばっ…

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』最終話「あの夏に咲く花」のメモ

長いかくれんぼの終わり 泣く、叫ぶ、走る。感情が大爆発するエモーショナル回。 登場人物たちは、顔をくしゃくしゃにして涙を流し、大声で叫び、ひたすら走り回る。そして、今まで抑えていた自分の想いを吐き出し、剥き出しの自分をさらけ出す。 ド直球の内…