true tears第12話

脚本、岡田磨里。絵コンテ西村純二

あらゆる要素が濃縮されたとてつもない回。シーンの一つ一つが何を意味しているのかわからん。誰か明確に解説してくれ。例えば、乃絵と眞一郎の海岸でのシーン。乃絵の台詞と地ベタが意味するものは?眞一郎が寝ている両親に自分の心情を吐露して、何故「オギャー、オギャー」と言ったのか?度々出てきた和風家屋の中にある洋式の扉が意味するものは?祭は何の象徴か?麦端踊りで何を表現したいのか?乃絵と純の叶わない近親愛は何の要素か?物語においての純の役割とは?眞一郎が麦端踊り中に考えた絵本の示す意味は?最後何故乃絵は飛んだのか?(多分ケガ無し)等色々ある。
唯一読み解れたのは、比呂美の心情。眞一郎の乃絵に対する想いに焦り、目の前に現れた乃絵に釘を刺して安心したが、眞一郎の麦端踊りが自分に向けてではなく、乃絵に対して向けられていたのに気付き、眞一郎を引き止める為に近づくが、そこには決意をした眞一郎が居た。そして眞一郎は彼女を通り過ぎていった。彼女は、昔の様に自分に寄り添ってくれた眞一郎を思い出し、また戻って来てくれる事を願い片方の草履を脱いだ。眞一郎の乃絵への想いに嫉妬しながら。