比呂美は女性的、乃絵は男性的。

比呂美は、随所に女性的側面を出しているのに、乃絵はどこか男性的に描写されていた。比呂美を旧社会的女性として描き、乃絵を現代の新しい女性として描写していて、二人の対比をうまく描いていた。女性像をここまで巧みに描けていたのは、少女革命ウテナ以来の作品だと思う。