「紅」第7話

紫が環の大学へ行くお話。環が大学で、知り合いの女の彼氏を寝取っている話や環が自分の彼氏に「ついてけない」と言われ振られる話は、もろにレッドガーデンを彷彿させた。レッドガーデンでよくあった女同士による男の奪い合いや男女の痴話喧嘩の様子が、そのまま「紅」に継承されていたように思える。

レッドガーデンでも「紅」でも、男は軟派で浮気っぽいどうしようもない生き物として描かれ、女は芯があり強くてたくましくい、でも駄目な男に振り回されて傷つけられる生き物として描かれている。この女性主体で女性賛美?の内容は、監督の信条なのかな。女は男に振り回される話をレッドガーデンでも「紅」でも描き続けてるのは、松尾衡監督独自の女性観でもあるのか?