漫画の終わり方って・・・

最近、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」、「カテキン」、「赤灯えれじい」、「BECK」、「犬夜叉」と立て続けに、自分が毎週読んでいた漫画作品が連載を終了してしまった。




今挙げた漫画の中で、納得できる終わり方をした作品は少ない。





最終回に向けて、盛り上がっていき、最後に盛り上がりがピークに達する漫画の作品って少ないような気がする。大抵の漫画作品は、最終回よりもずっと手前にピークが存在してしていて、最終回間際になると尻切れトンボか、慌ててまとめようとしておかしな感じになってしまうのが多い気がするなぁ。まぁ、でも最終回がとんでもなく素晴らしい漫画作品もたくさんあるけど。





ボーイズ・オン・ザ・ラン」、「カテキン」の終わり方は、正直微妙だった。最終回に向けての盛り上がり方がこの二作品にはまったく感じられなかった。特に「BECK」は10巻がピークだというマンガ夜話で話されてたことに激しく同意する。あとは惰性だったんじゃないのかと僕は勝手に思っている。







それに比べて、「School Rumble」の最終回への盛り上げ方は凄いと思った。最終回に向けて物語を最高潮にまで持って行こうとしていて、読んでいてものすごく惹きつけられる。先が気になってしょうがないんだよな。「ハチクロ」のときも最終回まで一体どうなってしまうのか、楽しみに読んでいた。こういう風に、最終回に向けて標準を合わせている漫画って連載終了後も記憶に強く残っているんだよな。







テレビアニメ作品は、最終回までのストーリーを決めていて、最終回を物語のピークにしているから、終わり方が「なんじゃこりゃ」っていう作品は少ない。





やっぱり、雑誌の連載漫画は、テレビアニメみたいに、最終回を物語のピークに持ってくるのは、とても難しいんだろううな。ジャンプ作品の終わり方は結構ひどいしな。あとサンデーも。マガジンは少ないけど。




最終回への持っていき方がちゃんとしてるから、テレビアニメを面白いと思うんだろうな。