近所の書店
最近、近所に女性向けのショッピングモールができたました。そこに入っている書店は一般的な本屋なのですが、コミックス売り場だけがあまりにも女性向けに作られていてちょっと驚いた。
どういう本屋かというと、
ジャンプコミックスがメイン
まず、ジャンプコミックスの売り場がめちゃめちゃ広い。それに比べて、サンデー、マガジン、チャンピオンの売り場があまりにも狭すぎ。他の書店では考えられないほどの偏りが。ジャンプコミックスのコーナーには、リボーン、銀魂、ワンピース、Dグレ、ブリーチ等が大量に平積みされているのだが、こち亀が一切置いていない。そのかわりにるろ剣やスラダンが置いてある。
少女、女性漫画雑誌がメイン
少年、青年漫画雑誌が少なく、少女、女性漫画雑誌が大量に置いてある。中には、まったく見かけたことがない少女、女性漫画雑誌があり、驚いた。REXやIKKIが置いてない。ファンロードとかが置いてあった。
少女漫画の品揃えが凄い。
大量の品揃えで、古今東西幅広く取り揃えている。その中には萩尾望都、大島弓子、 魚喃キリコ、矢沢あい、南Q太、吉田秋生、一条ゆかり、よしながふみ、安野モヨコ、羽海野チカ等の個別の作家コーナーが設けられている。個別の作家コーナーでは作者に関連したムックなども置かれ、かなりの充実ぶり。少年漫画の場所には個別の作家コーナー等は全くない。女性のみ。
青年漫画系の品揃えが悪い。
例えば、ヤングアニマルで言うと、3月のライオンやDMC、ベルセルクは置いてあるが、ユリア100式やふたりエッチやキミキスなどは置かれていない。聖☆おにいさんやもやしもんなど女性にも人気がある(?)ものは置いてある。でも女性に人気があまりないと思われる作品は、置いていない。
何故か、ライトノベルに力を入れている。
少女漫画のコーナー並みにでかい売り場の広さ。そんなに女性がライトノベルを読むのかわからないが、かなりの力の入れ様。他の場所にはないのに、なぜかポップまである。コバルト文庫の売り場がやけに広かった。
画集も充実。
画集の品揃えがいい。
奥にあるコーナーは、男子禁制。
男性が表紙の本がずらーと置かれている。僕は知識がほとんどないのだが、こういうのをボーイズラブというのだろうか? 男性が入るにはかなりの勇気がいる。「耽美」という単語がこのコーナーの名前らしい。っていうか「耽美」っていったい何?
お客の9割が女性。
男は、僕一人だけだった。
本屋にいた女性3人組が言っていた言葉
「え〜、だってさぁ、ジャンプってうちらのためにあるんじゃん」
何について話していたかは不明だったけど、ジャンプって女性のものになりつつあるのかな。
少女漫画を買うならベストな店だけど、なんだか入りづらい。