文学フリマに行ってきました






友人に誘われ文学フリマに行ってきました。








二人とも初めてなので、秋葉原についてから会場までの道がよくわからず、駅周辺を彷徨い、無駄に時間を潰す事に。事前に下調べしていればよかった。








会場にやっとこさ着いたのが、11時をちょっと過ぎた頃。まず目に飛び込んできたのが、入り口からはみ出した長蛇の列。「なんだこの列は?」と思っていたら、ゼロアカ道場第四関門の列でした。こんなに並んでるとは想像もしてなかったので、「早く並ばないと売り切れるんじゃないのか?」という焦りの気持ちが急に生まれ、早々に列に加わることに。サークルカタログとゼロアカのチラシを係の人から貰い、読みふけっていたら、東浩紀さんが列を見に来られ、ちょっと驚く。列の結構前にいたので何を言っていたかは、うまく聞き取れなかった。「画期的だ」と言っていたのかな?










列に並んでから約20分後に、ブースに着く。かなりの人ごみで熱気が凄かった。「売り切れてる」という不安は、杞憂だったようで、まだたくさん置いてあった。元々、買うと決めていた同人誌を真っ先に購入。あと、気になった本も買っていたら、結局全部購入してしまった。よくよく考えれば、友達と分担して購入すれば良かったのかなとも思ったのだけど、それではゼロアカの参加している方に悪いし、しなくて良かったと思う。









購入した後は、ゼロアカのブースを抜けて、他のサークルの同人誌を見に行く。面白そうな本がたくさんあったので、次々と購入していたら、すぐに資金が無くなる。このままじゃ、家に帰る電車賃がなくなるので、購入をなるべく控えてぶらぶらと徘徊する事に。会場は人で溢れていてごった返していたように思えたけど、これが当たり前なのだろうか。








それにしても、いろんな方がこの会場に来られているのだなと改めて認識する。会場に二時間程居座った後、退散しました。








家に帰ってきてから、早速購入してきた本を読み漁る。



読み終わった本は、ゼロアカ道場生の「最終批評神話」と「腐女子の履歴書」の二冊。「最終批評神話」に掲載されている元長柾木さんのインタビューがかなり読み応えがあった。








それと、「腐女子の履歴書」は購入して本当に良かったと思えた。今期、BL漫画が原作の「純情ロマンチカ2」というアニメ作品が深夜に放送されているのだが、このアニメを見ながら「どういう方達がこのアニメを多く見ているのだろう? やっぱり腐女子と呼ばれている方達なのだろうか」と常々疑問に思っていた。僕自身、BLにも腐女子にも知識がほとんどなく、悶々としていたのだが、この「腐女子の履歴書」が僕の疑問を解消してくれた。本のタイトルにもあるように、どうやって「腐女子」になったかという履歴書が多数載っており、ド素人の僕にもわかりやすい作りになっていた。知識ゼロの人のための入門書という感じで、僕にとってありがたい内容でした。あと、三浦しをんさんのインタビューが載っていたことにちょっと驚く。






今は、「Xamoschi」に掲載されている新井素子さんのインタビューに目を通している。練馬について熱く語られており、とても面白い内容。どの同人誌も本当にレベルが高い。