機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 9話


興味深かったのは、旧ロックオンと新ロックオンの考え方の相違。旧ロックオンは過去に囚われていたのに対して、新ロックオンは過去に囚われず常に現在と未来を見据えているのが面白い。二人の対比が顕著だった部分が、刹那がロックオンの家族を殺したテロ組織の一員だと明かした部分。旧ロックオンが刹那に憤怒したのに対して、新ロックオンは「過ぎた事だ」と言い切っているのは、顔が瓜二つで差異があまりなそうな新旧ロックオンの大きく違う点で、それが今後の物語にどう作用していくのか気になる。




それと、ミスターブシドーになったグラハムは、ホント侍っぽい話し方になっていたなぁ。所望するって言い方普通しないよ。




サーシェスの存在が、より狂気の方へ近づいているような。二期に入ってから、サーシェス=完全悪という図式がより構築されてきてる気がする。




現段階ではイノベーターの掌で踊らされてる状況だけど、ソレスタルビーイングが今後どうやってその掌から脱却していくのか、ティエリアが抱えている存在の矛盾をどう乗り越えていくのか等、機動戦士ガンダム00のこれからの展開から目が離せないな。