TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を2006年の時代背景と共に振り返る


なんかタイトルがちょっと大袈裟だな。大掃除していたら2006年のニュータイプが出てきたのでそのついでにダラダラと。再放送も始まったし。







2006年3月頃(放送前)


・「交響詩篇エウレカセブン」が放送終了。ボンズが力を入れまくって作ったのに、大ヒットはしなかった。ポスト・エヴァを狙っていたと後日聞いたが、結局届かなかったな。クオリティは凄かったのにそこまで大ヒットしなかったのには、受け手が求める主人公像が変化していたのかも。このあとにハルヒコードギアスが大ヒットするのはやはり求めていたもの(レントンではなくハルヒルルーシュ)が変化していたのか。



・土6「BLOOD+」が折り返し地点へ。低視聴率で土6崩壊の序曲。



・「ノエイン」、「マジカノ」、「舞-乙HiME」放送終了。「怪〜ayakashi〜JAPANESE CLASSIC HORROR」化猫回が放送され、高視聴率を記録。



「かしまし」のあのねが話題に。



ハルヒの実写CMが流れる。「なんだろう」と思いながら見ていた。




アニメ雑誌はちょっとだけ取り上げる。ニュータイプでも少しだけ。どこもこれだけのヒット作品になるとは予想もつかず。




2006年4月(放送開始)

・2006年4月は大量のTVアニメが放送される。本数は過去最高だったと思う。2005年頃から本数が増大していたが、この辺がピークに。放送が始まった作品は、「桜蘭高校ホスト部」、「シムーン」、「ゼ―ガペイン」、「ARIA二期」、「銀魂」、「牙」、「ひぐらしのなく頃に」、「いぬかみ!」、「.hack//Roots」、「獣王星」、「ストロベリー・パニック」、「ブラック・ラグーン」、吉永さん家のガーゴイル」など他にも多数。あとGUN道





・この頃僕はブログをしていなかったので、今から書く事の大半は某掲示版の話になる。第一話目「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」が放送。既に話題に。当初、時系列がシャッフルされているとは多くの人はわからず、原作ファンの方に教えてもらい気づく。第二話放送後でやっとストーリーを把握。徐々に話題になっていく。「ハレ晴レユカイ」のダンスがこれまた話題に。



・話が進むにつれ、すごくなっていく(某掲示板が)。わーわー騒いで異常なまでの熱狂。普通じゃない。とにかく盛り上がっていく。スレの伸びが本当に異常。CDもバカ売れ。



ニコニコ動画はもちろんないので、YouTubeで動画が流され全国の人が視聴するように。大学生や女の子などがEDのダンスを踊った動画を出してくる。その後は多種多様な人が動画を。




・異様なまでの盛り上がり。踊っている人が多くなる。



・本屋に行くと憂鬱が置いていない。暴走とかはあるのに。




アニメ雑誌は取り上げるのが遅れる。誰もヒットを予想していなかった。放送終了間際になりアニメ雑誌が次々と大々的に取り上げる。あと、情報統制によりアニメ雑誌では今後のあらすじやスタッフがわからないように。徹底的に情報を隠すのはこの頃から。




ニュータイプの表紙変遷。


Newtype (ニュータイプ) 2006年 04月号

Newtype (ニュータイプ) 2006年 04月号

Newtype (ニュータイプ) 2006年 05月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 05月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 06月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 06月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 07月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 07月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 08月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 08月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 09月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2006年 09月号 [雑誌]


9月号でやっと表紙。SEEDの方がメイン。劇場版はどこ行った。それからはハルヒ一色。






・「サムデイインザレイン」とは何か? と話題に。オリジナルとはわからなかった。手抜きじゃね?という声が。



・12話「ライブ・ア・ライブ」終了後に「詰合」の宣伝。みんな買う。



・一瞬、実写ドラマ化のデマが流れる。ハルヒ新垣結衣。もちろん嘘。でも釣られそうになる。それほどのすごい勢いだった。



ハルヒの同人誌凄い量。



アニメ雑誌ではない雑誌も取り上げる。R25とか日経エンタとか他多数。エヴァの再来だかどうたらこうたら。



オトナアニメ創刊。ここで怨念戦隊ルサンチマンを知る。




・放送終了。勢いは衰えず。DVDバカ売れ。




ゲド戦記ブレイブストーリー時をかける少女が同時期に公開。時かけブームが起きる。リピーター増加。






放送終了後


コードギアス放送。話題がようやく移る。



2007年7月7日の朝日新聞に二期決定との一面が。コンビニに買いに行く。









あれから時は流れ、2009年再放送+新作へ。長かった。