「海のトリトン」がBS2で再放送中です
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- 発売日: 2009/09/11
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衛星アニメ劇場を観ていたら、「海のトリトン」が再放送してるよ、という告知が流れましたのでちょっとびっくり。
BS2で、月曜日〜木曜日、午後0:35から放送してるらしいです。今日、7月29日(水)は第4話目「北海の果てに」が放送されました。詳しい情報は、NHKオンラインで。
恥ずかしながら僕は、「海のトリトン」は全話観ておらず、数話しか視聴していないというひどい怠慢ぶり。小学生の時にちょこっと観ただけなので、実質的には全然観てないのと同じなんですけどね・・・・。ホントひどい体たらくだ。
この機会に全話視聴するためにと録画しときました。にしても、この午後0:35という時間帯が厄介で、夏休み中の小・中・高生ならリアルタイムで観れるけど、他の人だったら視聴するのはほぼ不可能の時間帯。平日の午後ねぇ・・、他の時間帯ではやらないのかな・・・、名作アニメ劇場内での放送だからなぁ。なんていう身勝手な愚痴をこぼしたり。まぁ、小・中・高生にとっては、富野由悠季初監督作品(実質上)を視聴できるいい機会なんでしょうけど。全27話だから、夏休み中に観終われますしね。
それで、今日放送された第4話「北海の果てに」面白かったです。ラスト、トリトンがポセイドン族を氷壁を利用して倒す(殺す)んですけど、トリトンはポセイドン族を倒すというか、「殺す」という行為自体に戸惑いがあるようで、ポセイドン族が絶命する瞬間を見たくないために、後ろを向くんです。でも、氷床の下から殺したポセイドン族の大量の血が流れてきて、後ろを向いて「死」から目を背けていたトリトンは、流れてきた血を見て、「死」を、自分が「殺した」ということを認識するんです。そして、トリトンは叫びながらその場から逃げ、「戦うことが嫌だ」みたいな事をピピやルカーやプロテウスの前で言うんですよ。
戦うってそういう事なんですよね・・。殺し合うことなんですよ。戦うことは殺し合うこと。その事実からは目を背くこことはできないし、許されない。トリトンも目を背けることは許されなかったわけで。
でも、ピピとか達は、「何言ってんだよ」みたいなことをトリトンに言うんですよ。その感じが何とも言えないというか、何というか・・・・。
あと、鈴木宏昌さんの音楽が良いっすね。
BS2では現在「ガンダム宇宙世紀大全」を放送中。NHKは富野由悠季祭りでも開催してんのかな?