『魔法少女まどか☆マギカ』について〜第3話まで〜
第3話までの感想を。第1話は魔法少女の伝統的な始まり方だったのに対して、第2話以降からはそれから見事に逸脱してきた。今のところは、すごく面白い。従来の魔法少女のフォーマットを残しつつ、魔法少女ものに対しての反定立のように思える。
・OPについて
OPを見てちょっとびっくりした。主人公が泣いている所から、始まるのって珍しい。主人公がぽつんと一人で立っている所でタイトルが。魔法少女ってもっと明るい感じのものだと思っていたのに、いきなり暗い感じで驚く。
どうやら、このOPの主題は「涙」と「雨」っぽい。流れとしては、まどかが雨の中部屋の中に閉じこもり鬱々としている所から、サビでは雨に打たれながら走っていき(雨に立ち向かう)、最終的に雨は止み晴天の中で笑顔を見せる。ラストは凛々しい表情を見せ、夕暮れの中立っている。内容的には、「雨」という負のものに対して、当初まどかは負けているが、決心をし負に立ち向かい、悲しみの涙から喜びの涙へと変わるっていう感じ。
んで、まどかはどんな困難に立ち向かうのか?
・第3話までについて
キュゥべえって怖えぇと思った。従来のマスコットキャラじゃない。願いを一つ叶える代価として、命の危険を含む仕事させるのってなかなかのハード。瀕死のマミさんに近付き、契約させるのってどうなのよ?
第3話でのまどか自室のシークエンス。
この影の感じとか。悪魔としか思えない。契約を迫る時の怖さ。
マミさんがまどかたちを仲間にしたかった理由が、一人で怖いからって理由もなかなか重たい。頭を食い千切られて、むしゃむしゃ食べられるのっていうのも重たい。それにしても、マミさんの死亡フラグが立ちまくりだったなあ・・・。
まどかの願いって、マミさんを生き返らせることになるのかな。
次の展開が気になる。もっとハードになるのかしら。