月刊ニュータイプ6月号  脚本術


ニュータイプってこんなことやってるんだとちょっと驚きました。脚本家にスポットを当てるのなんてアニメージュの仕事だと思ってましたよ。倉田英之さんについての記事は面白かったな。自分ひとりではなく、プロデューサーや監督と、原作付きであれば原作者の方と、とことん話し合って書くというらしい。だから、原作つきのバンブレでも原作のイメージを崩さずできたわけですな。かんなぎでも武梨えり先生と合宿を行ってシリーズ構成を決めたらしいから、ものすごく期待できそうだ。



他にも、岡田磨里さんや中島かずきさんの記事もあり興味深かった。このふたりは、やっぱり注目されているんだな。小さくではあるが、伊藤ちひろさんや志茂文彦さんや上江洲誠さんや三条陸さんについて載っていた。志茂文彦さんといえば京アニ、Key作品、見たいな風に書かれているけど、別にそういうわけじゃなくて近年携わった作品に京アニ、Key作品が多かっただけでしょう。昔からもっと別な作品をやっているわけだし。あと上江洲誠さんが僕にとってすごく気になっている。「あまえないでよっ!」で王道ハーレムラブコメをやったと思ったら、「うたわれるもの」での重厚なストーリー、「瀬戸の花嫁」での暴走気味のハイテンションギャグ、「School Days」での残虐非道なシリーズ構成、ここまでジャンルがバラバラで、幅広く手がけられるなんてびっくりする。次の作品が見てみたい。