結局、ヒロインに求めるのは処女性かよ。

第十一話の雷鳴は良かったなぁ。



天涯孤独、友達もいない、恋愛初心者。こういうキャラに惹かれてしまう。綾波然り、長門然り、こういう要素があるヒロインって何故こんなにも魅力なのかしら。



両親がいなくて、頼れる人物が他にいないから、俺が親代わりになってやって、ヒロインを独占できるとか。




友達がいないから、俺が友達になってやって、他の奴らに触れられないように囲い込んで、独占することができるとか。




恋愛初心者だから、俺がいろいろ手ほどきしてやって、光源氏が紫の上を育てたかのごとく、自分の好みの理想の女性にできて、独占できるからとか。





結局の所、ヒロインを自分の手で独占できるという独占欲や支配欲から、天涯孤独、友達もいない、恋愛初心者というヒロインに惹かれるのかな。俺の嫁も似たような感じなのだろうか。




それとも、ヒロインにとっての初めての友達、ヒロインにとっての初恋の人になれるという願望。初物好きから、天涯孤独、友達もいない、恋愛初心者ヒロインに惹かれるのかな。




まぁ結局の所、女性の広い意味での処女性に惹かれてるわけだ。




処女性なんて、現実の世界では全然気にしないけど、アニメのヒロインにとって、処女か非処女は何故か重要になってくる。




もし、らき☆すたのこなた達に彼氏がいて、「昨日、見たい深夜アニメがあったんだけど、彼氏とHしてる最中だったんだ。どうしても見たかったから、彼に言って騎乗位に変えてもらって、そのまま30分アニメ見ちゃった」、「へ〜それは大変でしたね」とみゆきさんが相槌して、かがみが「あたしは、昨日彼と神社の境内でしちゃった」などとげんしけん第十話みたいなことをいつもの調子でトークしていたら、リモコンをテレビに投げつけてしまうだろう。そんなこなた達だったら萌えない。というかそんなケータイ小説的なヤンキー化した萌えキャラに萌えることが果たしてできるのだろうか? げんしけんの咲に萌えられるかどうかと一緒だろう。処女性が満載のヒロインか、ヤンキー化したヒロインか、泉こなたか、春日部咲か、オタクたちはどっちを選ぶだろうか?まぁ、答えは出てるけどね。絶対にこなたを選ぶだろう。もし、全ヒロインが非処女でケータイ小説の主人公みたいなキャラの萌えアニメがあったら、一体世間のオタクかどんな反応をするのだろう。




結局は、ヒロインに処女性がなければ、深く惹かれない。


アニオタの自意識を傷つけないのが、ヒロインの処女性でもあるわけだし。

とどのつまり、精神が成熟してないのだろう。幼稚といってもいいかもしれない。しかしその未成熟で片付けるほど浅いものでもないかもしれないけど。



















とはいっても、天涯孤独で友達もいない非処女でも惹かれるてしまうところを見ると、自分にとっては女性を独占するという側面が強いのかな。



でも、よくよく考えると、雷鳴が一人でも一生懸命に頑張ってる姿を見て、ただ単純に応援したくなってるから、惹かれているのであって、独占も、処女性も関係ないかも。