「コードギアス 反逆のルルーシュR2」にシャーリーと神楽耶とセシルって必要ないような?




新キャラがたくさん増えた「R2」を見ていて、ニーナやヴィレッタ、ミレイに比べて、シャーリーと神楽耶とセシルって、「R2」にあんまり必要がないんじゃないかと思った。




シャーリーは、一期の中盤までは、カレンよりも重要なヒロインだったのに、ある瞬間からコードギアスのヒロインとしての役割が無くなってきている。特にR2になってからは、居ても居なくてもどうでもいい存在にまで成り下がってる。シャーリーは一期で役割を全部果たしてしまったから、「R2」での役割が無くなってしまっているのではないだろうか。ヒロインとすら呼べない程の脇役になってしまったと言っても過言ではない。それに加えて「R2」でカレンがヒロインとして大きく飛躍し過ぎてしまっているために、シャーリーのヒロインとしての役割が大きく薄れてしまっているのではないのかな。




セシルも「R2」に必要じゃないんじゃないのかなと思った。セシルは一期で、ロイド、スザクとの三人組として活躍していて、登場回数も多かった。セシルは、ロイドとスザクの架け橋的な役割を果たしていた。しかし、「R2」ではスザクがナイツオブラウンド側に行ってしまい、セシルの役割が無くなってしまった。そのために出番も圧倒的に減っている。「R2」ではセシルはいらない子になりつつあるんじゃないのか。




あと神楽耶にいたっては、一期からその存在の意味や役割が不透明過ぎる。一期の当初は、謎の人物、物語のキーとなる人物として、アニメ雑誌等で煽られていた気がする。それなのに蓋を開けてみたら、「ゼロ様〜」としか言わない、重要でも何でもない普通の脇役だった。今まで彼女が物語に果たした役割なんて皆無に等しい。中華連邦編に乗じて、今までよりは多く出てきているけど、コードギアスに物凄く必要な人物だとは思えないし、今後物語に深く関わりもしないだろう。なので、「R2」だけじゃなくコードギアス全般に対してあまり必要なキャラじゃないように思える。




新キャラが増え、一期からのキャラが押されてるなか、カレン、ニーナ、ヴィレッタ、ミレイが物語に大きく絡んできて活躍してるのに対して、「R2」でのシャーリー、セシル、神楽耶の出番の少なさや、キャラとしての立ち位置があまりにも不透明過ぎて、「R2」に必要ないんじゃないかと思った。この三人は、徐々にフェードアウトしていっても誰も気がつかないのではないだろうか。



谷口悟朗監督や大河内一楼さんは、一期のマオの時もそうだったけど、シリーズ全体をちゃんと考えて、キャラを登場させているのだろうか。一流のプロの方達だから、綿密に考えて、キャラを登場させているのだと思うが、「R2」でのシャーリーや神楽耶やセシルの微妙な立ち位置は一体何なのだろう。