境界線
「乃木坂春香の秘密」を見て思ったのだが、どこまでからアニオタになるのだろう。
ハルヒやコードギアスを見てたらアニオタだと言う人もいるし、ハルヒやコードギアスを見ただけではアニオタじゃないという人もいるし、どんな作品をどれほどの量をみたらアニオタになるのだろうか。有野さんの炎上騒動の時のことを思い出した。ヌルオタとガチオタというか、一体何を起源としてアニオタになるのだろう?
アニメをあまり見ない人からはアニオタと呼ばれ、アニオタの人からは、君はアニオタとは呼べないと言われた人は一体何になるのか?
ビューティフルドリーマーは見たことあるけど、うる星やつらのTV版と他の劇場版は見たことないとか
攻殻やパトレイバーは見たことあるけど天使のたまごは見たことないか
富野ガンダムは大好きで全部見たことあるけどイデオンもブレンパワードも見たことないとか
吉成兄弟や福田道生って一体何?とか
SEEDは大好きだけど逆シャアの存在さえ知らなかったとか
勇者シリーズって一体何?とか
80年代、90年代までのアニメには詳しいけど、00年代以降の萌えアニメはさっぱりわからないとか。
一体どこまで、どんなアニメ作品を知っていたり見ていたらアニオタになるのだろうか。深夜アニメを二、三本みたらアニオタになるのかな。
自分でアニオタだと名乗ったらアニオタになるのか、それとも他人に「お前はアニオタだよな」と言われたらアニオタになるのか。
いやでも、自分はアニオタじゃないと言ってる人に「お前はアニオタだよな」と他者がいったら、その人はアニオタになるのだろうか? 自分がアニオタだと名乗っていても、他者に「君はアニオタじゃないよね」と言われたらその人物はアニオタなのだろうか?
多分、自分ではなく他者がアニオタかどうかを決めるのだろう。アニオタの概念なんて不透明だから、自分ではなく他者に決めてもらわないと成立しない。自分の意思ではなく、勝手に決められるのだろう。
アニメを見ない人は、少しでもアニメを見る人をアニオタにする、アニメをたくさん見る人は、アニメを少し見る人をアニオタとは認めない。自分と少しでも差異がある人を自分のカテゴリには入れさせない。排他する。
だからアニオタを明確に定義できないのかな。定義ではなく、他者に決められてしまうものだから。
頭に思いついたことをダラダラと書いたけど、自分自身何を言ってるのか不明だな。