「マクロスF」 第20話




気付いたら、クライマックス。






バジュラがわっさわっさ出てくるわ、クーデターを起きちゃうわで「最終回近し」なんて感じてしまった。作画、演出ともに力が入りまくっていた回。ミシェエルが死亡(?)する重要な回なので必然的にクオリティが高くなっていた。







ミシェエルがボロボロに殺られていく様をクランはカプセルの中でただ見てるしかない状態なんて憎い演出をするなぁ。そこにシェリルの「ダイアモンドクレバス」がいいタイミングで流れていてとても感動的な展開に。この展開はベタと言えばベタだし、王道と言ったら王道なのかもしれないけど、よく計算されてツボをよく心得ているストーリー展開は、ベタだけど見る者を惹き付ける力がもの凄くあった。見ているこっちが恥ずかしくなる程のベタ甘なクランの告白シーンに、パンツ一枚上半身裸でミシェエルに無理矢理キスさせる演出を入れてベタ甘な雰囲気にパンチを効かせていたのは良かった。告白シーンからは、クランの「ミシェエルが好き」の素直な気持ちが伝わってきたし、その後のミシェエル死亡への大きなお膳立てにもなっていたのがグー。



マクロスFは、ベタな演出に関してはピカイチなアニメだと再認識させられた回。あと黒執事の新番予告やってた。