「テレパシー少女 蘭」 第10話
- 出版社/メーカー: POLYDOR(P)(D)
- 発売日: 2008/09/10
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翠と連絡をとりたいのならば、テレパシーか携帯電話を使えばいいじゃないかと思ったのですが、ラストで翠が言ってくれてますね。
ラストの花火大会で偶然に出会うためには、携帯電話もテレパシーも邪魔ですもん。
テレパシーがあったら今回のような「すれ違い」の物語を描くのが難しい。今では携帯電話で人とすぐ繋がれるし、「テレパシー少女 蘭」ではテレパシーで相手と簡単に繋がってしまう。「すれ違い」を描くための距離がゼロだと、「すれ違い」の物語が描けない。そのために、蘭にテレパシーの存在自体を忘れさせるのは、蘭の天然ボケの性格だからできた芸当だけど、他では通用しないなぁ。
翠は、蘭と出会って本当によかったね。出会わなければ一体どうなっていた事やら。初期の翠が懐かしい。