かんなぎ 第9話




前の日記でも書きましたが、第8話は本田透さん、第9話は高橋龍也さんが脚本を担当しています。


かんなぎは、とても原作に忠実に作られているのは周知の事だと思いますが、前回の8話は本田透さんの個性(?)が垣間見えた回でした。原作には無いナギと仁の妄想パートやナギが大鉄を踏みつけるシーンなど、ナギへの偏愛ぶり(笑)が脚本に表れているように思えました。


それで、今回の高橋龍也さんの事ですが・・・意外と普通でした。ストーリーの流れや言い回しをアニメ用に修正したぐらいで、原作遵守の内容でちょっと驚きました。「かんなぎ」は馬鹿みたいに原作に忠実に制作する方針で、あんまり遊ぶ余地が残されてないんですよね。セリフも大体一字一句、同じですし。オリジナル回ぐらいしか、脚本家の個性が発揮されていないような・・・。でも、所々意図して作ってる部分もあるんですけど。


とは言っても、原作第三巻にある巻末の武梨えり先生のオマケ漫画(?)をうまく入れてきていたりして、笑っちゃいました。


「アンチ・エイリアス!!」 ってホント必殺技っぽい名前だなぁ。