機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 20話




おぉ、今回もクオリティが高い。ストーリーもこれまた良い!!


バトルアクションが見物だった。自分でハッチを開けて出撃する00のハッチから出た瞬間がかっこよかった、個人的に好きだなあそこ。小型船で逃げるアニューをロックオンが躊躇いながら、ギリギリまで撃つか撃たないか決めかねるシーンは良かった。ロックオンの緊張感と葛藤がにじみ出ていて、叫びながらも撃てないっていうのが心の揺れをうまく表現していたな。


Bパートは、凄すぎ。アニューとロックオンのバトルは見てて全然飽きなかった。特にロックオンがトランザム状態なった時はすごく良い。スローモーションというか、トランザム状態があまりにも速いから動きがゆっくりになっている所で、ロックオンが一回銃を向けるんだけどアニューの攻撃を避ける為に一回転してまた銃を突きつけるのに惚れた、いやぁかっこよかった。二人の表情の演技も良かった。アニューが刹那に撃たれるシーンも良いよな、ヘルメットが徐々にひび割れていく様が。

ロックオンとアニューが脳量子波の影響で語り合うシーンは、作画に随分と力が入っていた。髪の毛の揺らぎ具合からロックオンとアニューの手の演技、それと二人の顔がアップになったときの表情の変化など、緻密に出来ていた。とても良いシーンでした。伊藤由奈さんの歌がかかるタイミングもバッチリだ。

あと台詞も印象的だった。「まさに、命がけの恋って奴だね!!」、「もう一度、お前を俺の女にする。嫌とは言わさねぇ」、「ねぇ、私達分かり合えていたよね?」など。


コンテは寺岡厳さん(この御方が担当するとめっちゃかっこよくなるよな、バトルからキャラの演技まで)、演出は綿田晋也さん。

今回も作画メンバーにこれまた力を入れているんだよな。作画監督は、キャラに森下博光さん、メカに大塚健さん。作監協力に千葉道徳さん。

そして、この原画メンバーが、波部崇さん、有澤寛さん、小松英司さん、佐光幸恵さん、斎藤久さん、鴨川浩さん、津熊健徳さん、児玉健二さん、大塚健さんなど、良いスタッフを集めている。


今回の「機動戦士ガンダム00」も良き回でした。