とらドラ! 22話




じわ〜と滲んでいく様に登場人物達の微妙な心の変化を描いた回だった。特に竜児の心の変化が印象的。


進路調査をきっかけに、自分の将来を考え始めた竜児なんだけど、これといった未来像が描けていなかった。でも、ラストに大河と一緒にいるのが結構幸せな事なんじゃないかと気付き始め、ぼんやりだけど大河と一緒にいる未来への道が開き始める。しかし、大河の素振りを見て、気持ちが若干離れてしまった。
うーん、もどかしいな。まぁ、今回は超鈍感な竜児が大河への想いにちょっとだけど気付くっていう回(?)だから、これでいいのか。


進路調査から、周りの人達の将来、自分の将来へと移っていき、最終的に未来の幸せの形を見つけるって流れは丁寧に出来ていて良かった。


とらドラ!」の親は、親としての役割をあんま果たしてないんだけど、今回は親っぽい事を描いていたな。


亜美の意味深発言には、少々飽きてきた。「回りくどい言い方やめて、素直に自分の心を相手に伝えろよ」ってTV画面に向かって叫んでしまった。


ラーメン屋のシーンで、長井龍雪監督がコンテやってんじゃないかと思ったら、二瓶勇一さんだった。完璧にハズれた。所々、監督っぽい感じがしたんだけどなぁ。自分はホント見る目ない。

総作監には岩倉和憲さんか。冷水由紀絵さんや岸田誠司さんなどが参加。結構忠実というか、統一されている感じ。

竜児と大河がアパートで出会う所が良かった。