『Angel Beats!』 第1話「Departure」&第2話「Guild」


 P.A.WORKSの第3作目。監督が岸誠二さんっていうことで気になっていた作品。




 意気込んで作っているんだろうなと特番を見て感じた。


 特番の岸監督の話によると、一万枚の動画枚数を使っていると云っていて、ちょっと驚く(初回だけなのか、各回なのかはわからない)。ライブシーンでは、実写で撮影したのを使ったり(ロトスコープ?)、力を入れている作品だなということが伝わってきた。

 脚本の麻枝准さんは、この作品に対してすんごい自信があるんだな。ここまで自信たっぷりに話すのすごいや。



 それで、第1話と第2話を観終えたんだけど、「なんかよくわからん」っていうのが正直な感想。謎の部分がかなり多くて、今の段階では何とも言えない。色々わかってくる後半から面白くなるんだとは思うのだが。


 OP良かった。学校を背景にピアノを演奏する天使。ゆり達は、天使の演奏の中にいるんだよな。ラストの光の玉は、魂か。それと、天使に羽生えてた。


 第2話での、ゆりの言動がちょっと変だったように思えた。ひどいリーダーだと自分を悔いているのに、自ら仲間を突き落として殺していたりするんだよな。なんだよそれって思ったり。それと、妹が殺された話をべらべらと喋るもんかね。本人にとって超ド級のトラウマじゃないのか? それを急に話すのかな。死に対する感覚がよくわかんない。

 ギャグとシリアスがちょっと噛み合ってない感じがする。



 主人公に執着する男子は何なんだろう? 何で気に入ってるんだろう。こういう気になる部分は結構多い。



 神(=運命)に反逆するってことは、理不尽な運命に嫌気がさした人物達なのだろう(ゆりとか)。それぞれの人物たちの過去が気になる。今の段階では、あんま面白くないけど、これからの展開に期待。