『HEROMAN』第5話「アサシンズ」のメモ


 ちょっと気になった伏線。



 Bパート。今までのとは違う謎のスクラッグ兵の襲撃により、一時退却するジョーイたち。地下を使い、別の場所へと移動する。そして、地下から地上へ。そこにこのショットが挿入される。


 ショーウィンドウに飾られたマネキンを捉えたショット。




 次は、マネキン越しの状況設定ショット。前景にマネキン頭部、後景にジョーイとヒーローマン




 この直後、謎のスクラッグ兵が登場する(先回りされた)。



 ヒーローマンと互角に渡り合う謎のスクラッグ兵。ヒーローマンの一撃により、スクラッグ兵の面が剥がれおちる。なんと、謎のスクラッグ兵はウィルであった(消火栓が壊れ、まるで雨が降っているかのような状況が良い)。




 大体の人は察しがついているとは思うが、「マネキン=人形」は、スクラッグ兵となったウィルとニックを暗示するものだろう。マネキンが映し出された直後に、ウィルが登場するので尚更。彼らは、スクラッグに操られる人形になってしまった。


 マネキンが映し出された瞬間に、ウィルとニックが謎のスクラッグ兵だと気付いた人は結構多いと思う。その後の、ウィルとニックだけ他のスクラッグ兵より一回り小さいのを見て、ウィルとニック=謎のスクラッグ兵が決定的なものになっただろう。人間サイズだから、小さいんだよね。



 とまぁ、気になった伏線というか、小ネタ。他にも色々あって、良回でした。



 それと、スタッフも気になったのでメモ。


 コンテ/石平信司、演出/迫井政行、作画監督/織田広之