『迷い猫オーバーラン!』第6話「迷い猫、困った」のメモ


 監督・脚本・コンテ・演出/池端隆史作画監督/武智敏光。


 今回の監督は、池端隆史さん。『会長はメイド様!』第5話(コンテ)で拝見したばっかりだったので、こんなに早くまた見られるとは。ギャグ満載の回となっており、池端監督らしい一話になっている(『会長はメイド様!』第5話のギャグも面白かった)。岡本信彦さんの奇声が面白い。第4話の時も際立っていたが、今回も言葉にあらわせない叫び声が耳から離れない。これまた、吉野裕行さんもいい。「アクション」という掛け声が、崩れていくんだよな。最後辺りは、何言ってんのかわからん感じに(「アクシャシャス」?)。


 今回のストーリーはというと。迷い猫同好会のプロモーションビデオを制作することになった巧たちは、全世界を飛び回って撮影していくことに(ピラミッドやアマゾンなど)。監督を家康が担当することになったのだが、無茶苦茶な撮影が続いて・・・。




 今回の特徴は、反復されるギャグ(天丼?)。それが、徐々にひどくなっていく様が笑える。


 テロップも回を重ねるごとにひどくなっていく。




 最初は、ちゃんと場所が明記されていたが・・・




 どんどんおかしな方向に。




 終いには、テロップでツッコミを入れてるし。




 巧の半分赤点が予告されてしまったりと、やりたい放題に。



 画面外から聞こえてくる千世と文乃の口喧嘩(どんどんエスカレートしていき、内容もひどくなっていく)、撮影場所の先々で出逢う乙女姉さんや(ラストで意味を持ってくる)、巧が各地で出会う未確認動物・未確認飛行物体たち(岡本信彦さんの叫び声の演技がすごくいい)、などなど。反復されるギャグが第6話を盛り上げてくれる。


 あと、このアニメ内アニメ何なんだよ。超展開すぎる。



 とまぁ、今回も面白かったです(動きませんでしたが)。