『迷い猫オーバーラン!』第8話「迷い猫、抜いた」のメモ
アバン冒頭のスーパーブロックスの描写がまんま『咲』だったので、今回の監督は小野学さんか? なんて思ったけど、それだと直球過ぎるしあり得ないか、まぁパロディなんだろうなと思って見ていたら、監督・コンテ・演出/小野学さんでした。そのまんまで、ド直球でした。ストレートすぎんだろ。『咲』のテイストがあちらこちらに。小野学監督がやっているからパロディにはならないのかな。軽快なテンポでストーリーが進み、ストレスなく見れた。作画監督は久行宏和さん。制作協力はサンライズ(8スタ)、前回の勇者シリーズの方じゃなくて、こっちか(ロボット物だったのに)。あっちの方が適任じゃないのかと思ったり(前回2原で参加していたが。作監は椛島洋介さん)。今回、クオリティは格段に上がっていた。
今回のストーリーはというと。ただスーパーブロックスをするだけとしか・・・。
スーパーブロックスと云っても、ただのジェンガだし。それに対して咲のように解説役はいらないだろ。ジェンガにはまったく必要ない。
麻雀じゃないんだから、このポーズいらんだろどう見ても。
そして、この画面分割。
とまぁ、咲のテイストが溢れる一話だった(他にもたくさんあった)。
当初はただのゲームだったわけだけど、最終的に巧を取り合うメインヒロイン三人・文乃・希・千世の戦いにシフトする(巧とキスをするのかどうかの戦い)。結局うやむやになって、巧が三人に制服を渡すあたりは、答えを出す(ヒロインを選択する)のを忌避しているなぁと感じた。第3話で答えは出ているような気がするんだけど。それと、竹馬園夏帆はいつから巧たちと一緒にいるようになったのだろう(ストレイキャッツに何故かいるし)。もっと一歩引いてた印象があったんだけど。
第3話において裸で家康を抱きしめたりと、大吾郎ってこういうキャラなのかな・・。
次回予告の「じゃあ、そろそろ混ぜろよ」には笑ってしまった。
そろそろ、第1話(板垣伸監督)、第2話(八谷賢一監督)、第3話(平池芳正監督)、第5話(福田道生監督)のような話にならないかなと期待している。変化球が結構続いているので。