『花咲くいろは』第1話「十六歳、春、まだつぼみ」
四月の新生活にはピッタリの作品っていう印象。
度々、出てくる「直線」のイメージ。
飛行機雲や縁石やラストの雑巾がけなどなど。ラストの雑巾がけで、直線の道を声をあげながら緒花は全力疾走する。この作品は、緒花がまっすぐな道を全力で走り抜けるものなんだろうな。
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「ここにいる資格はない」と女将さんに云われ、緒花は「わかりました」と返し、「私も叩いてください」と云う。両頬を叩かれて、鼻血が出ても、緒花はたじろいながらも立ちつくした。緒花ってかなり強い子で、困難にも逃げずに立ち向かう。
気持ちのよい青春もの。いいなこの作品。