『花咲くいろは』第24話「ラスボスは四十万スイ」のメモ


 脚本/岡田麿里、コンテ・演出/篠原俊哉作監/伊藤依織子。


 短めにメモ。


 Aパート。公園のシーン。緒花たちにとって、告白=公園なのね。


 コーンの話。孝一は缶に入ったコーンは絶対に取る。でも、もう孝一はそれをしないと云い、取れないコーンはそのままにしとくと緒花に告げる。孝一は待つ男になる。



 孝一が話している最中、水道の水が滴り落ちる。



 すると、緒花が泣いている。水道の水=涙。




 公園の遊具を使った面白い見せ方。孝一が自分の気持ちを告げるとき、遊具を回す。孝一が遊具を回そうとすると、それを緒花は止める。逆に緒花が遊具をおもいっきり回し、孝一の口を押えて、自分の思いの丈を打ち明ける。

 つまり、遊具を回す=自分の気持ちであり、孝一と緒花の気持ちを遊具を使って表す。




 縁と皐月の電話での会話シーン。

 もう皐月の後をついていくだけの僕じゃないと縁は云う。

 その先に見つめているのは、プールであり、プールは第17話で示された通り、姉への憧れの象徴だ。プールを見ながら縁は、姉の後を追うことはもうしないと宣言する。



 プールを見ていることによって、縁の想いの強さがわかる。



 菜子の「オ、オカミサーン」には笑った。サスペンスドラマ風のBGMも。