続 夏目友人帳 7話




コンテは前回と引き続き後藤圭二さん。作画監督には田中織枝さん。

原画で気になったのは、相澤澄江さん、川添政和さん、木村文代さん、山田起生さん。透明なニャンコ先生に乗る夏目の所とか良かった。




珍しい前後編の後編。タキの話よりも、妖怪が見えなくなった夏目とニャンコ先生の話の方が印象的だった。竹内哲也さんのOPのように妖怪が見えない人間と妖怪の距離感が感じられるもので、夏目の部屋で本来の姿になったニャンコ先生の存在を息で感じられるシーンは良かった。ニャンコ先生が見えたり、見えなかったりしたのは、夏目視点のカメラとニャンコ先生視点のカメラに切り替わっていたからなのだろうけど、あそこの見せ方はうまいなぁ。


普段は妖怪を視認できる夏目が妖怪を見れなくなる状況は映像的にも面白かった。ニャンコ先生の上に乗っているんだけど、妖怪が見えないので、夏目一人が空中を飛んでいるように見える所は作画の良さとともにニャンコ先生に乗っている感が十分に出て良かった。



タキとニャンコ先生のやりとりは見てて楽しかった。ああいうコメディ要素がちょくちょくあるから、この作品は面白いんだよな。「続 夏目友人帳」に入ってからやけに面白く感じる。