ミチコとハッチン 最終回
なぜだか涙が出た。なんでだろ?
ご都合主義的な展開で、感動を誘うかと言われたら決してそうではないだろう。でも、涙が出た。自分でもよくわからない。やっぱり僕の感覚はずれている。
ハッチンがシングルマザーになっているのは少し驚いたけど、この作品らしい展開だった。ハッチンも大人になったんだから、当り前だろう。子供を抱きながら、ミチコを待っているシーンが良かった。
山本沙代監督が自らコンテ・演出をしていて、作監、作監補佐、原画、どれも力が入ってるメンバーだった(スタッフ総出かな?)。特にAパートでの警官とミチコとハッチンが暴れまくるシーンのカメラワークが良かった。
時間と共にハッチンも変わって大人になっていたけど、いつまで経っても変わらないものもあるんだな。ヒロシ然り。
ここに出てくる登場人物みんな欠陥ありまくりのダメ人間なんだよね。ハッチンも三か月で別れてるし。
でも、それが一番人間らしいや。